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TOUNKY WOOD WORKS Blog

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ダイニングテーブルとアメリカンハウス

先日、今年2台目となるダイニングテーブルを納品しました。

ご依頼いただいたのは、私、yumiの高校時代からの友人ファミリー。

高校卒業後、お互いが上京した際には都内で頻繁に会い、
彼女がUターンして地元で結婚した後も連絡を取り合い、
帰省の際には家族ぐるみで食事をするなど、長年のお付き合いです。

以前、私たちがジョンソンタウンにお店を構えていた頃は
まだ生まれて間も無いお子さんと旦那さんと、何度も通ってくれました。

その頃は、ジョンソンタウンを訪れるたびに
「いいな〜。住みたいなぁ〜。」とつぶやいていた彼女。

元々旦那さんも、福生市内の米軍エリアに通い詰めていた程のアメリカ好き。

昨年、「家を建てる事になったから、テーブルをお願いしたい!」と、
連絡をもらった時に、アメリカンハウスを建築する事を知り、
彼女の夢が実現する事に私も(私のほうが…?)大喜びしました。

家の図面が出来上がり、正式にご依頼いただいたのが今年のお正月。

まずは木材選びから。

アメリカンハウスといえば、荒削りでどっしりとした印象の家具が主流。
または、脚の部分がアイアンというのが一般的には人気。
今までウチが製作したテーブルは、住宅のスペースに馴染むようスタイリッシュに
なるべく細めの印象に作っていたので、どちらかといえば北欧風。

そこで、天板と脚の材種を別にし、色味による重厚感を出す事に。
選んだのはアメリカンチェリー(天板)×ウォルナット(脚部)

デザイン画の中から好みの形を選んでもらい、図面に起こしていきます。

図面の中では、実際に使用する予定の椅子のサイズ、幅を参考にし、
座面や座高に対する高さを決めていきます。

今回は単体のチェアの他に、リビングダイニングチェアが追加されたので、
両方の椅子の平均値を求めテーブルの高さを設定。

いよいよ製作開始!というその時…。
takeから一つの提案が。

「テーブルの両サイドの下に、プレートを取り外し可能で付けよう。
 旦那さんも奥さんも身長高いし、子供も男の子だから大きくなると思うし、
 プレートを付ける事で約2cm高く出来るから、将来的に模様替えで単体のチェアだけにしても合うようにする。」

その言葉通り、追加されたのがこちらの画像の脚の下のプレート。

高さ調節の利点以外にも、今回のお宅のフローリングが無垢材を使用している為、
床が馴染むまで多少の歪みが生じた場合でも、テーブルの水平を保ちやすくなるというメリットがあります。

オーダー家具の場合、デザインや最適なサイズを実現させるのはもちろんですが、
住宅に使用される素材や、将来的な使用パターンなども視野に入れた製作が課題となります。

『元々あるものの中から選んで買う』という選択肢がある中で、
時間も予算もかかるオーダー家具というのは敷居が高いかもしれません。

しかし、数十年後までお客様の暮らしの中に存在している様子を『作り手がイメージする』。
そんな「選択」があるという事も伝えていきたいと思っています。
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