2009/06/25 Category : 出店レポート てのひらまつり2009 てのひらまつりの出店が無事終了しました。このお祭りは昨年初めて遊びに行き,出店は今回が初めて。「楽しい!」の一言ではくくれない程ステキなお祭りなんです。埼玉県は秩父・長瀞の山の中という最高のロケーションの中,梅雨時期でオフシーズンとなっているキャンプ場に3日間,参加者達の小さな村が出来ていました。会場全体はスタッフの手作りのデコレーションに包まれ,穏やかでハッピーな雰囲気。トイレはいつも清潔で,炊事場の水道には排水で水を汚さない為,洗剤ではなく重曹と炭が常に設置されていました。もちろん飲食はマイ食器持参。そして,ソーラーシステムを使った自己発電によるステージの電源。ステージの様子を不用品のカーステレオを回収して作ったFMの電波に乗せて発信。何もかもが手作りでエコロジーなんです。キャンプをしながらのお祭りという事もあり,家族で参加している人も。ある場所では自炊をしている人の姿,水道では食器を洗っているの人の姿。ステージとは離れた場所で仲間と談笑している姿。そこには生活がありました。そして,どんなに汚しても怒られないであろう,裸ん坊の子供達。主催者の「子供の為のお祭り」という意思通り,子供達がのびのび遊んでいました。リードで繋がれずにのんびり探検している犬達も。最終日の子供達が参加する『宝探しゲーム』に,出店者達は手作りの商品を協賛品として提供します。Takeが作った子供用のキノコのお箸は,どんな子の所にお嫁に行ったかな??しかしこの直後,大自然の洗礼を受けるかのような突然の嵐が!!雷の音で寝る為のテントだけは事前に片付けて出店ブースに向かうと,あっという間に雨が降り出し,急いで商品を片付けていると,ヒョウが!突風の中,地面には水が溜まりだし,呼吸が苦しい…。会場全体が自然の厳しさを体感していました。やっと風が静まり小雨になった頃,子供の名前を叫ぶお母さんの姿が。少しの緊迫ムードの中,「見つかった」との朗報が。どうやら近くにいた人が,子供達を自分のテントに招いて避難させていたらしいです。みんなに笑顔が戻った瞬間でした。こんな風に,参加者全員で子供を守る姿勢にお祭りの本質をみた気がしました。私も子供の頃は,いろんなお母さんにお世話になったし,それが当たり前だったなぁ。てのひらまつりでは,普段忘れかけてしまっていた事を思い出させてもらいました。本当にステキなお祭りでした。実は…,あまりにもお祭りを堪能しすぎた為,出店に関するネタがありません。商売人としては失格ですが,心はとってもハッピーです♪ PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword