2011/12/09 Category : 気のまま日記 想像と実話。 「雪が降ってたんだよ〜。」と近所に住む小さな女の子に教えてもらった今日の始まり。夕べは冷え込んでいて、早々に寝てしまった私。あぁそうか、昨日はジョン・レノンの命日だった…。そんな事をぼんやり考えていた矢先にご来店頂いたお客様。話の流れで、原発事故がキッカケで福島からこちらに避難してきた事を知る。ご夫婦のお話はとても貴重な話ばかりだったけど、印象に残ったのは「ここに来て、差別も受けずにみんな温かく迎えてくれます。」という、お二人の感謝の気持ちを持つ謙虚さでした。「話が長くなってすみません…伝えたい事が多すぎるんです。」と、何度もあやまるご夫婦。以前「こだまつり」を開催した時にトークライブをしてくれた、いわき市出身のキャエさんも、「伝えたい事が多すぎる…。」と慎重にトークの内容を構成していた事を思い出しました。こうした方達と震災後について語るひととき。「私には何が出来るんだろう。」と自分と向き合う時間。『平和』を願う活動を続け、亡くなってしまったジョン・レノン。今回の震災や原発事故について、どんな意見や表現を持っただろうか?1人1人の意識と、ただの愚痴とならずに言葉を選んで伝えていく大切さ。争う事よりも、まずは現状の中で感謝出来る事を探す事。私なりに学んだ、今日のご夫婦とのステキな出会い。連絡先を聞くのを忘れてしまったのが残念だけど…アンテナが同じ方向を向いていれば、きっとまた会える事でしょう。今年も残りわずか。だけど、1日1日をキチンと丁寧に…!そんな事を思う今日この頃。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword