2013/06/20 Category : セルフリノベーション セルフリノベ・Vol.3『途中経過』 すっかり梅雨の気配となった今日この頃…。こだまカフェの営業も残りわずか。最近沢山の常連さんや友人が訪れてくださる中、「ブログ見てるよ。で、リフォームはどう?」と、よく聞かれます。これと言って「完成〜!」という箇所はないものの、途中経過だけでもお伝えしたいと思います。上の画像は前回の記事での最終状況。今回もまた、頼りになる助っ人が大集合!貼り終えた床にサンダーというヤスリの付いた機械でツルツルの木肌を目指すユカリちゃん。私も先日他の部屋をサンダーがけしましたが、振動ブルブル、腕ガクガクの地味〜にキツい作業です。そしてこちらも助っ人常連ヨシコちゃん&山口工務店の奥方・エコさん。今回はtakeが工場で制作していた造作家具の取付をサポート。収納がシンクの下以外全くないこのキッチンには必須の吊り戸棚です。ホント、私達の友人は女性が強いというか…たくましい!「タケちゃん!もう少し右じゃない?で、次は何すればいい??」という質問にタジタジのtake親方。女性だけで一軒屋を建てる日もそう遠くないかも…と考えていると…「はぁ〜。気持ちいい。」と、床を泳ぐユカリちゃんの姿が。サンダーをかけ終え、感無量のご様子。それに対し、黙々と家具の位置を調整中のキッチンチーム。シンクの上部はもちろん、L字型に吊り戸を設置する事で収納力も一気に倍増。しかし、ここでアクシデント発生!!サイドの吊り戸棚の扉と電気のカサが当たってしまうという事が発覚。天井の電気の配線自体を数センチ移動するという、とても面倒な作業が追加。移動作業が終わる頃には日も暮れ始め…床に柿渋という自然塗料をひたすら塗り続けるユカリちゃん。ちなみに今回、床にこの塗料を使う事がtake自身のこだわりだとか。この日は1度塗りで終了。これから2度3度と重ね塗りする為、まだまだ先は長し。。。と、こうして日々少しずつ進化を遂げる私達の新居。間に合うのかなぁ〜(笑)…え?ところでオマエは何をしていたかって??この日、私はというと。。。こちらの「ドラ●もん」も住むのは遠慮しそうなジットリとした押し入れの中を…掃除機をかけ、雑巾をかけ、白い壁面は全てペンキを塗りました。この壁面、素材が石膏だったらしく、ペンキのノリが悪くかなり悪戦苦闘しました。塗り終わった後の撮影をうっかり忘れてしまった為、アフターは別の機会に。現在、takeは再び工場にて、キッチンシンクの扉や洗濯機用の台の制作を終えた模様。これからが本業の家具職人としての腕の見せ所です。 PR
2013/06/06 Category : セルフリノベーション セルフリノベ・Vol.2『とりあえず床!』 セルフリノベーション着工からおよそ1ヶ月。GWやら日々の営業やらイベント出店…をこなしながらの作業の為、ちょっと日程的に焦りが出ております。。。上の画像は「主婦の城・キッチン」の初期の画像。白を基調とした清潔感溢れる配色が、逆に汚れを前面へと引き出すこの空間。油×ヤニ×ホコリの夢の三大コラボ… とりあえず大掃除じゃ〜!!!初日は「ビフォアー&アフター見たいから行くね☆うふ♡」という美容師・ヨシコちゃんが参戦。『見学禁止!来るなら作業着!!』と言った私達。。。スミマセン、甘くみてました。完全に戦闘モードに入ったヨシコ先生。あっという間に壁一面の汚れを取る作業が完了。 「ねぇ、とりあえずこの床磨いてみよう!…ここ、前の人、土足だったのかなぁ。」そんなアメリカン・ジョーク(?)を交えつつ、2人がかりで日没まで格闘しました。そしてなんとな〜く明るくなったキッチン。残念ながら床はあまり実感を感じられず、ヨシコ先生もガッカリ。。。とりあえず壁にペンキを塗ったりクロスを貼ったりしましたが。。。こうなると余計気になる床の汚れ。そんなわけで、貼っちゃいました!クッションフロアー。 キッチンのシンクを移動したりと、大がかりになりましたが、全体が理想のカラーリングに♡壁の白い部分には造作家具を。ドアも作り直す為、とりあえずキッチンはここまで。そして先日、現場には大量の木材が…!私達夫婦の頼れるアニキ・健さんの勤める建材屋さんで購入した木材。いつも家具製作で使用する木材とは異なる為、ここは専門家である健さんが強い味方!種類はツガ、ホワイトアッシュ、スプルースなど、全てお任せで。これで和室2部屋をフローリングにしちゃいます♡こちらは畳を外した直後の画像。畳、板、間をあけて地面。という単純かつシンプルな構造。きっと…寒い…よね??と、いう事で。発砲スチロール性の断熱ボードを敷き詰め、その上から床材を貼る事に。こうして床貼りが完成!まだ仕上げの柿渋を塗っていないので完全ではありませんが、最終的には古材テイストな落ち着いた色合いへと変貌する予定です。床の完全版画像はまた後ほど。そして来週からは更なる追い込み作業の予定です。ボロ屋から愛しい我が家への変化。ワクワク。
2013/05/17 Category : セルフリノベーション セルフリノベ・Vol.1『お風呂』 前回のブログで新居のセルフリノベーションの予告編のような記事を書きましたが…。いよいよ本編スタートします!築年数は不明、空き家になって3年が経過している古〜い一軒屋。立地条件、土地の広さ、作業場付き、そして家賃。。。お風呂が付いているだけでもありがたい…のかな??しかし気になる水回り。白×水色の配色はさておき、床の部分は正直「お、おぉぉぉう。」と声が出ました。すのこを置けば問題解決か…?いやいや、やっぱりお風呂は少しでもキレイなほうがいいかも。。。こうなったらペンキ塗り替え、そして足元にはタイルを貼るぞ!!と。一応、電気・ガス・水道というのは専門外の為、不動産屋さんに点検の相談をしてみた所「大家さんがね、キッチンの湯沸かし器外して、給湯器新しくしてくれるみたい。 お風呂も追い炊きになるってさ!よかったね☆じゃ、あとはガス屋さんと相談して♪」とのミラクル発言!しかしバスタブはこのままで穴を空けて装置を付ける為、まずはバスタブを外に出し、クレンザーで磨いてお日様に当てる。ガス屋さんにはペンキと床のタイルの作業予定を話し、キッチンとお風呂は別で工事をしてもらうというまさかの一大プロジェクトに…。でも、職人さんというのは優しい人が多く、「自分達で改装?面白そうだね!このスイッチはここにする?こっち??」「お、キレイになったね。ウチも壁塗り替えようかな。ペンキは水性?油性??」と、驚く程協力的なのが嬉しかったなぁ。やっぱりどんな事でも人との関わりって大切ですね。そんなこんなで完成したのが↓コチラ↓ 「なんという事でしょう!!」(某テレビ番組風に)ペパーミントグリーンの壁と市松模様を意識し貼り合わせたピカピカのタイル。これで素足でも抵抗なく入る事が可能となりました。実は当初、市松模様にする予定は全くなく、出来れば細かい柄のタイルだけを敷きたかったのですが…細かい柄のタイル=3百円ちょっと、無地の紺色タイル=2百円ちょっとというお値段の差から、「市松にして予算を押さえよう!」という大人の事情な結果に(笑)しかし新居全体のテーマとなる『昭和モダン』からは外れてないので良しとしよう。。。作業のほうはというと…画像を撮り忘れてしまいましたが、床が奥へと傾斜になっている為、高さ調整をしながらのタイル貼り作業にtakeは発狂寸前。バスタブが設置され、目地というタイルの隙間を埋める作業が終わる頃にはクタクタに。こうして最初の難関、お風呂のリノベーションが終わりましたとさ。そして現在の進行状況はというと…。先週に引き続き、ひたすら珪藻土を壁に塗りまくるヨシコちゃん&ユカリちゃん。2人の上達っぷりにはビックリ!!塗る時間も大幅短縮された為、この日で壁塗り作業は終了〜。も、もちろん私も頑張りましたよ!『左官3人娘』を結成し、「私達モデルの左官ゴテを販売しようよ!」というビジネストーク含む。そして今回のtakeはというと…。キッチンで取り寄せたビンテージの壁紙を貼りはり。(実は内装屋の職歴アリ)壁紙に糊を塗る作業のアシスタントは、山口工務店の奥方・エコさん。奥方がいらっしゃったという事は。。。遂に真打ち登場!!山口工務店、親方・チャーさん。「次の現場の日程までちょっとあるから遊びにきたよ☆」甘えに甘えさせてもらい、ボロボロの縁側の改修をお願いする事に。そしてこの、身のこなし!一つの行程がおよそ30分以内という脅威のスピードで、壊す→柱を補強する→波板を敷く。しかも片付けも同時進行なので、現場下の風景は全く変わらず気付いたら完成。ユカリちゃんからの「初めてチャーさんを見直した!かっこいい♡」という失礼な黄色い歓声に、「それ、どういう事?(怒)」とチャーさん。「だって、いつもお酒を飲んで陽気な所しか見た事ないもん!」…と、バッサリ。しかしまさか、本職の方までもが手を貸してくれる事態になるとは。。。本当に恐縮です。「協力・山口工務店」と世界に発信してもチャーさんが恥じる事のないステキな家を造る事が私達夫婦にとっての目標となりました。今後も気を引き締めて頑張りたいと思います!!